シミの原因 ①
新緑の季節です。清々しいですね。
梅雨までの少しの間、新緑の力強いパワーを吸収して元気に過ごしましょう!
さて5月は一年のうちで紫外線が一番多く、ついうっかり日焼けしてしまうことがあります。
私も顔などは朝バッチリ日焼け止めを塗っていますが、手の甲は日常ではついうっかり、、、
車の運転で日焼けしてしまいました( ;∀;)
今度から車の中に日焼け止めと手袋を常備しておこうと反省です。
ところで、紫外線だけがシミの原因と思われていたりしますが、シミの原因は紫外線だけではありません。
シミの原因は、
*紫外線
*ストレス
*外的刺激(摩擦など)
*食べ物
*内臓からの影響
*ホルモン
などなどたくさんありますが、シミをつくらないために今すぐ実行できるものからご紹介します。
- 紫外線
光老化という言葉があるように紫外線は、シミ・シワ・たるみ・乾燥など肌トラブルをひきおこします。
もちろん日焼け止めはしっかり塗ります。
ファン・ソン・ファンでは日常生活においては、人差し指第一関節位、アウトドアでは人差し指1本分とお話ししています。
SPFは数値が高いほど良いわけではなく、3で1時間。7時間では21になるので、塗りなおすか、ご自分の行動時間に合わせて数値を選んでください。
そして帽子をかぶることで、眼へのばく露が20%減少し、サングラスをかけることで90%眼へのばく露が減少します。
あまりにも身体を覆いすぎると怪しい人になりますが、怪しくならないよう紫外線カットに頑張りましょう。
- 外的刺激(摩擦など)
いつも思うのですが、皆さまご自身のお顔を触るときの手が強すぎます。
ゴシゴシこすっても汚れは落ちませんし、
タオルでゴシゴシ拭いてもやさしくおさえても、ふきとれる水分は同じです。
そして、パチパチお顔に化粧水をたたきつけても、化粧水は入っていきません。
女性用トイレでよくみかける光景ですが、鏡の前でならんでファンデーションをスポンジで引きながら塗ってます。
これらのことは、肌のキメを無くしてしまうと同時に、肌にとってかなり刺激になります。
メラニンはもともと肌を守るためにつくられますので、お肌が傷付いてしまうとそこを守るためにたくさんつくられてしまいます。
メラニンは、黒や茶色なので細胞が黒や茶色になってしまい、シミになります。
そしてゴシゴシパチパチで薄くなったお肌は、外からの刺激に弱くなり、シミだけではなく乾燥、たるみまでひきおこします。(紫外線と同じですね)
お肌はとにかく大切に扱いましょう。
やさしくやさしく触れていると、お肌もこたえてくれます。
お肌を大切にするということは、自分自身も大切にするということなんです。
ふんわりやさしく・・です。
- 食べ物
朝の果物やサラダ、これシミの原因になりやすいのです。
柑橘類や香味野菜などに、ソラレンは多く含まれていて紫外線を吸収しやすくなるそうです。
・レモン
・パセリ
・きゅうり
・シソ
・三つ葉
・セロリ
少しでもシミや日焼けのリスクを減らすため、これらの食材は夜召し上がるのがおすすめです。
しかしこの食材!
薬膳でいうストレスに効果がある食材なんです。
気の巡りをよくして、胸の脇の痛みや喉の詰まりを改善したり中医学でいう肝の働きを調節します。
女性は気が滞るので、このような食材が大好きですが、夜召し上がってくださいませ。
ファン・ソン・ファンでは、皮膚科学と中医学で皮膚を診ていきます。
カウンセリングでは、体質を診ながら、今あるお悩みに対して薬膳の観点から、症状に合う食材、体質に必要な食材をアドバイスしていきます。
そして
日々の正しいお肌のお手入れと、日々の食事で健康でキレイになっていただくこと、日々の積み重ねを第一に考えてカウンセリングしております。
いろいろご相談くださいませ。私、ずぅっとしゃべり続けます(笑)
では、
次回はシミの原因②で、ストレスやホルモン、内臓からの影響についてご説明いたします。